冬の夜空を見上げよう2〜真冬のオリオンをなぞる
―無限に広がる大宇宙。静寂な光に満ちた世界。
―死んでゆく星もあれば、生まれてくる星もある。そうだ、宇宙は生きているのだ。
いや、僕は世代じゃないですけどね。いいナレーションですよね。
というわけで前回に引き続き、宇宙キター！的なアプリ特集第二弾。今回は人工天体に限らずってことで。
さて、本題にはいる前に。前回JAXAも情報公開アプリ出せばいいのに、って書いたんですが、すっごい斜め上の公式アプリ出しててビックリしました。
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救え！カエル紳士 JAXA GPM/DPR Project 1.02（無料）
カテゴリ: ゲーム, 教育, アクション
販売元: K.K. Amuzenet（サイズ: 12.9 MB）
地球全体のリアルタイムな降水を観測するプロジェクトの広報アプリみたいですね。一応ゲームなんだけど、そのぅ、カエル紳士のビジュアルがなんと言うか…。まぁ無料だしやってみて下さいよ。うっかり合羽を脱がせてしまうと実に凹みますよ。
88星座図鑑
空を見上げる前に、まず星座について色々知っておきましょう。見ての通り、星座に関する辞典アプリです。まめ知識から、全星座の解説、まつわる神話の簡単な解説が掲載されたアプリです。
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88星座図鑑 1.1（無料）
カテゴリ: 辞書／辞典／その他, 教育
販売元: Dreams Come True Inc.（サイズ: 40.2 MB）
Star Walk
キャンプとかで山の中の澄んだ空気の中、見上げた夜空に満天の星、というシチュエーションには感動を覚えたものです。そんな童心にかえって…というよりは、大人になってからの方がドキドキワクワクしてたりして。
そんな場面できっと役に立つ万能型星図アプリ。いつか子供と一緒にこのアプリで星座を探したい、そんな想いに駆られます。何が素晴らしいって紹介しきれないくらいの情報量。星座や星々、それらひとつひとつの詳細な情報や美麗な写真ギャラリー。オリオンをなぞってみたり、楽しみ方も自由自在。
そして前回の記事に載せても良いくらい充実した人工衛星の情報。あくまで天体としての表示なので、地上に対する軌道とか視認情報はやはり前回紹介したアプリのほうが向いていると思いますが。
とにかく値段以上の価値は間違いなくあるので、少しでも興味を持ったら入手すべき。
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Star Walk - 5つ星の天体観測ガイド 6.0.1（￥250）
カテゴリ: 教育, エンターテインメント
販売元: Vito Technology Inc.（サイズ: 174.7 MB）
Solar Walk
そして名前でわかるとおり同じ会社のアプリですが、太陽系を堪能するアプリがこちら。地球や太陽、そして太陽系の全惑星はもとよりそれらを取り巻く惑星や周回する彗星。Star Walkに負けず劣らず圧倒的な情報量で、教育アプリとしても優秀でありながら、その美麗なグラフィックに目と心を奪われます。
地球の周囲にはISSや代表的な人工衛星の軌道が光っています。
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Solar Walk - 3Dのソーラーシステムモデル 2.0.1（￥250）
カテゴリ: 教育, エンターテインメント
販売元: Vito Technology Inc.（サイズ: 338.3 MB）
星座表
StarWalkと同じ星図アプリですが、ビジュアルの美しさと見やすさではこちらの方が上かもしれません。個人的に星座の見せ方が良いです。
人工天体が現時点では対象になっていないなど総合的な情報量ではやや後塵を拝するものの、UI設計、機能的に劣る面はありません。検索の分かりやすさとか、星図上での文字の見やすさではこっちのが好きかな。
アドオンで流星群の情報を追加できるのも嬉しい(StarWalkはアドオン不要だけどちょっと見難い印象)。
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星座表 2.3（￥250）
カテゴリ: 教育, 辞書／辞典／その他
販売元: Feel Great Publishing Limited（サイズ: 18.6 MB）
月読君
月も良いですよね。満月も三日月も、夜空にぽっかり浮かぶ姿は美しい。
神秘的な妖しい輝きを宿す月は古来より夜や死の象徴として畏れ、敬われ、暦と結びついて人々の暮らしに根付いて来ました。
本日の月に関する詳しすぎるデータ、カレンダ上で確認出来る満ち欠け。更には月にまつわる様々なうんちくまで。「月」を知りたいなら、まずこのアプリです。
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月読君 - 月の満ち欠けと暦カレンダー 1.4（￥170）
カテゴリ: 天気, 辞書／辞典／その他
販売元: itok - 啓 Ito（サイズ: 5.4 MB）
Moon Globe
そして、遠くから眺めるだけの月に近づいてみましょう。月球儀アプリ、MoonGlobeです。
クレーターや山など月面のあらゆる地名が美しい月面上に表示されます。さらに切り替えるとアポロなどの着陸地点も。左下のアイコンが望遠鏡モードの時は地球から見える「表」のみですが、月球儀モード？に切り替えるとぐるぐる回して裏側を見ることも出来ます。
影になってみにくいところは光源の方向を変えて見やすくする事も出来ます。シンプルだけど、そこがいい。
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Moon Globe 2.2.4（無料）
カテゴリ: 教育, 辞書／辞典／その他
販売元: Midnight Martian - Michael Howard（サイズ: 75.1 MB）
Transparent Earth
さて、空ばかり見上げてきたので疲れてきました。最後はやっぱりこの足下の天体、地球を忘れてはいけません。しっかり踏みしめたその大地を見下ろしてみるのも大事です。
ああ、うっかり見下ろし過ぎて地球の裏側が見えてしまったようです。
…いや、まぁそんだけですけどね。
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Transparent Earth - 地球の裏側を見てみよう 2.0.0（無料）
カテゴリ: 教育, ナビゲーション
販売元: Hogere - Makoto Sato（サイズ: 1.9 MB）
さて、ここまで天体に関するアプリを並べて来ましたが、今は12月。もうひとつ、この時期だけ気になるあの飛行体も追跡しないといけませんよね。
NORAD Tracks Santa
そうです。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)がその持てる叡智と最新テクノロジーを結集して追跡する、サンタクロース。今年もこの時期がやってまいりました。
クリスマスイブの日、日本上空にはいつ頃やってくるのか子供に聞かれてももう困らない。まぁ今は追跡開始までのカウントダウンしか表示されてませんが。
その日まではゲームでもして待ってろや、というおまけつきの親切設計。JAXAといい、とりあえずゲームでお茶を濁す楽しんでもらおう、というのは仕様なんですかね。
子供達はピュアな心で待機しててね。
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NORAD Tracks Santa 1.0.6（無料）
カテゴリ: エンターテインメント, キッズ, ファミリー, ゲーム
販売元: Visionbox, Inc.（サイズ: 14.6 MB）
こちらはWebサイト。
ホームページ - NORAD Tracks Santa
サンタの旅の準備は総て整いました！ サンタのアシスタントのエルフ達はサンタの12月24日の出発に向けて今年はいつもの年より忙しくしています。毎日このサイトで北極からのアップデートをチェックしてサンタ ...
12月の星座が一番素敵だとTM NETWORKも歌ってました。歌を聴かせたかったり愛を届けたかったり星のかけらを探したかったり半信半疑あっちこっちな人も、たまには夜空を見上げてのんびり過ごして見るのもいいんじゃないでしょうか。なんか投げやりですね。
ま、この時期だけじゃなくね。冬の星座は春になればすべて変わるわけだし、見えないものをみようとして望遠鏡を覗き込むのはどの季節だって良いですよね。もうネタが誰向けなのかわからなくなって来たよ。
コンナオワリカタノハズジャナイノニ。
