3歳と学ぶiPad

おかげさまで、僕の息子もこの4月で無事3歳の誕生日を迎えました。


3歳にもなるとぼちぼち子供料金のかかる施設やお店が増えてきたりするわけですが、「さんさーい!」と嬉しそうに本人が連呼する以上、ごまかしも効きませんので素直に支払いたいと思います。


物心がつく、といわれる時期でもありますが、やはり3歳を迎える2〜3ヶ月前あたりからの学習力というか、これまでの身体的成長とはまた別のステージでの急激な進歩を日々目の当たりにしています。そりゃ子供料金も取られますよ。


そんなわけでうちの子のiPadとの関わり方も、また少しずつ変化してきております。今回はそんな3歳前後の子供が「学ぶ」アプリのご紹介です。



ひらがなかたかなを学んでみよう


ずっと前からお風呂場に貼っていたアンパンマンのひらがな五十音表。以前はイラストを指差していただけだったのが、いつの間にか「あ、い、う、え、お」と読めるようになって来ました。五十音表の枠内にある文字だけじゃなく、看板でも何でも読める文字があれば嬉しそうに読み上げます。


そんな子供の文字に対する興味を補完するアプリ「かなもじ」。



ひらがな、カタカナの読み書きを一文字ずつ学べます。イラストに色を塗って遊べるのも良いです。まぁ3歳児はこんな風には塗りませんが。



白紙にフリーハンドだとお絵描きもまるを描くのがやっとのうちの子供も、なぞって字を書くのは挑戦出来るんです。こちらは本人が書いたもの。すごいでしょ?



「う」はうんちです。子供は大好きですよね、うんち。これなら子供はすぐ覚えますよ。



どうでも良いんですけど、子供の通う保育園の若い女性保育士さんが「うんこ」って言うんですよ。若い女性が。「うんち」じゃなくて「うんこ」。「うんこしたいの?」って。
なんかこう、ちょっとドキッとしますよね。だってうんこですよ、うんちじゃなくて。うんちは皆言うじゃないですか、子供相手だと。でもうんこ…。
いやまあ、本当にどうでも良いんですけど。



あ、どうしても「うんち」はちょっと…というお母様には、この文字に限り「うさぎ」に変更できるオプションもついてますよ(iOSの設定画面から)。

アプリの設定画面で「うんち」とかなかなか見ないですよね。うんちON!


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

かなもじ 1.9 (¥600) App
カテゴリ: 教育
販売元: HARASHOW Interactive(サイズ: 45.1 MB)

すうじを遊んでみよう


数字を学ぶアプリは幾つか試してみたけど、これが一番楽しんでるようです。「すらすら!かずあそび」。文字通り数字に関する簡単なゲームで1から10の数字についての色々を学習します。数字を順番に並べたり、ものの数を数えたり。



数字の書き方も、マーカーを示して誘導してくれます。



足し算引き算の初歩(足し引きする数は1限定)も出て来るなど3歳にはやや高度な遊びもありながら、全体としては「楽しく学ぶ」要素が満載です。



同じゲームを繰り返しクリアすることで集まるピースでパズルが完成するなど、反復して遊ぶための仕組みも用意されています。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

「すらすら!かずあそび」お子さまが数字とふれあう初めの一歩、1から10までの数字と遊びます 1.0.0 (¥300) App
カテゴリ: 教育
販売元: NCSOFT(サイズ: 89.4 MB)

ずけいのことを知ろう


図形は最も直感的なパターン認識の初歩ですから、0歳児の頃から様々な形で触れているはずです。うちの子も、そうした絵本や玩具、あるいは「まる、さんかく、しかく」をテーマにした歌が大好きでした。


そんな図形を、もう一歩踏み込んで学ぶアプリがすらすらかずあそびの図形版「すらすら!ずけいあそび」。
見るだけでキャッキャしていた段階から、実際に積み木に触れたり自分で描きたくなる頃に補完的に遊ばせるのに向いているかなー、と思います。対象は五角形、六角形まで。


実際に図形の描き方の基礎を教えてもらったり。



時計などの実物写真がどの図形に近いか、などの図像を単純化して当て嵌める遊び。



形を組み合わせるパズルとか。


かずあそびよりは小さい子でもとっつきやすいと思うので、まずはこちらを遊んでみるほうがいいかも。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

「すらすら!ずけいあそび」おもしろいあそびで、図形の感覚を育てます 1.0.0 (¥300) App
カテゴリ: 教育
販売元: NCSOFT(サイズ: 70.4 MB)

えいごに触れてみよう

日本語もままならないのだから別に英語とかはまだ当分いいかな、と思ってるわけですが、本人は特に分け隔てなく英語の幼児教育動画とかYouTubeで勝手にみてたりするわけです。英語どころかアラビア語ノンタンとか見てるし。Eテレの「えいごであそぼ」もテレビでやってれば普通にみてるし一緒に踊ります。

そのえいごであそぼ、がアプリ化したのが「えいごであそぼプラネット」シリーズ(正確には番組の教材をアプリ化)。シリーズとしては5本くらい出てるようですが、うちのiPadには「うたってあそぼ」と「ピクチャーランド2」の2本。



どちらかというと「うたってあそぼ」のほうが食いつきはいいかな?まぁ歌は言葉がわからなくたって楽しいものね。
英語の歌とか興味深げに見て、真似したりしています。子どもは本当に聞いたまんまだからすごいですよねー。



ピクチャーランド2」の方も子供が好きな動物や乗り物、食べ物の写真で単語を学ぶクイズとかが出来ます。3歳なりたてくらいだと、ちゃんとクイズやってるってよりは適当に押してるだけですけどね。


ただ、シリーズが細かく分かれてて、全部買うとなると結構なお値段です。僕も2つしか買ってないし。セールやらなんかのタイミングで一つくらい子どもの反応を試して見るのが良いのかも。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

えいごであそぼプラネット うたってあそぼ 3.0 (¥600) App
カテゴリ: 教育
販売元: Obunsha Co.,Ltd.(サイズ: 59.2 MB)

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

えいごであそぼプラネット ピクチャーランド(2) 1.2 (¥600) App
カテゴリ: 教育
販売元: Obunsha Co.,Ltd.(サイズ: 84.5 MB)

ぶつりを体験してみよう


英語よりさらに、まだ早いんじゃねぇか的な物理演算アプリ「Science Museum Splash!」。

お風呂に水を張り、物をどんどん投入して行きます。浮く物沈む物、浮く物の上に沈む物を載せてみたり、わりといろいろ出来ます。カエルとか潜水艦とか、特別な動きをするギミックも。



理屈がどうとかより、まぁ楽しそうなので。実際にお風呂で遊んだほうが早いっちゃ早いですけど、お手軽にアイテムを増やしたり減らしたり水に色を付けたりと、子供がやりたいようにやりたい放題、ってのがアプリのいいとこで。お風呂と違って掃除も不要ですしね。あ、画面が子供のよだれで汚れる方の掃除は必要だけど。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Science Museum Splash! 1.0.3 (¥100) App
カテゴリ: 教育
販売元: GR/DD Ltd.(サイズ: 27.4 MB)




とまあ、他にもいくつか幼児向け学習アプリで遊ばせてみてますが、今のところよく遊んでるのはこの辺りですかねー。


今回の記事ではテーマ上しつこく学ぶ学ぶと書きはしましたが、実際のところ別に今から勉強!英才教育!ってことじゃなくて、本人の意欲、知的好奇心に応える遊び方を提供するって感じで。
とにかく知ることが楽しくて、大人と同じことをやりたい時期です。料理なんかやってるの気づかれるとキッチンのチャイルドゲートの向こうで僕にもやらせろ僕も入れろと煩い煩い。お手伝いでちぎってもらったブロッコリーは(他の緑の野菜は嫌いなくせに)よく食べます。アプリであれなんであれ、気持ちを尊重しつつ、親子で楽しめると良いんじゃないかと思います。





なお、文中にしつこく適切で無い単語が出てくる箇所がありますが、特に書きながら興奮していると言うようなそうした趣味等はございませんので、誤解なきようよろしくお願いいたします。



written by iHatenaSync