モーニングコーヒーを君と


朝日の差し込むベッドの上で、俺は寝ぼけ眼でiPhoneを手に取った。


ーもう、こんな時間か。


俺はロックを解除して、体に染み付いた幾つかの操作−例えば誰にともなく目覚めを伝えるTweet−を軽くこなしてから、スウェットのポケットに無造作にiPhoneをしまい込む。
ブランケットを無造作に剥ぎ取って、シーツの温もりに身を任せたい衝動を断ち切るように身体を起こした。案の定、部屋の空気は凛と冷えている。加湿器のタンクは既に空のようだった。サイドボードにかけてあるカーディガンを無造作に羽織ってキッチンへ向かう。


カウンタ越しにリビングに軽く目を向けると、今起動したばかりのモニタに、見慣れたロゴマーク。ディスクをシークする微かな駆動音が心地良い。俺は焼き上がったばかりのパンの香りを吸い込みながら、ブルーマウンテンをひと匙、コーヒーメーカーのドリッパに無造作に放り込んだ。


玄関のメールボックスからニューヨークタイムズを取ってリビングに戻った丁度そのとき、OSの厳かな起動音が、作業準備完了の合図を告げた。俺の有能なるパートナーは、ブレックファストの時間さえも無駄にするなと急かしているようだ。


ーおいおい、俺はそこまでワーカホリックじゃないぜ。





待って待って。待ってください。
帰らないで!


ここから本題です


すいません今回短めなんで前置きのほうを無駄に長くしてしまいました。あとワイルド感出そうとして「無造作」使いすぎました。
内容はフィクションですが、誇張表現や単語をいくつか直せば全く嘘って訳でもない程度の僕の日常です。いや、まぁ直すとこ多いんですけど。


え?PCの電源は一体いつ入れたんだって?OK、ジョニー。良い質問だ。
PCにタイマが仕掛けられていた?ノンノンノン、朝起きてすぐ、彼が弄ってたものがあっただろ?そう、iPhoneだよ。



そんなわけで、電源を入れてから起動完了までの微妙な待ち時間を意識することなく、デスクの前に座る頃にはPCが立ち上がっている、そんなエグゼクティブライフを実現するアプリ、NetAwakeです。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

NetAwake 1.2(無料)App
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
販売元: Power of Two Software(サイズ: 0.3 MB)


え?24時間運用だから関係ない?今の時代はこまめに節電ですよ奥さん!
え?ノートパソコンだから必要ない?ええと、あれだ。ちょっと静かにしてて。


というわけで実際のところどの程度需要があるのか分からないですが、同一LAN上のWake on LAN 対応PCを一発起動してくれる、ただそれだけのアプリです。
当然PC側はWake on LAN 対応かつ有効になっている必要はありますが、今どきのデスクトップ機はたいてい対応&デフォルト有効じゃないかと。ノートは機種によるかも。MacBookは対応してます。

で、操作方法ですが



初回は対象となるPCを登録する必要があります。電源を入れた状態で右上の[ADD]ボタンを押します。


 
電源が入っていて、同一LANにいれば勝手に見つけてくれます。登録したいPCの名前をタップして、登録します。ちなみにMACアドレスが分かっていれば手動で登録しておく事も出来ます。


 
次からはこのアプリを立ち上げてリストから選んで、Wake!アプリの起動を含めて3タップで電源オン!
ちなみに右側に緑色の丸が表示されているのは既に起動中のものです。



帰宅した玄関先で、或いはベッドの中から。iPhone片手に電源オーン!ですよ。


まぁ最近はすっかりMacBookオンリーなので出番も減りましたがね。
でもそのうちまたiMacなど手に入れた暁にはこのエグゼクティブライフが復活することでしょう。


あ、類似アプリとしてはこんなのも。

iPhone Wake On Lan アプリ「 RemoteBoot Lite 」 | 酔いどれオヤジのブログwp
MacWindows PC をリモートでオンにするアプリケーション「 RemoteBoot Lite 」。 ...