白い世界
先週はボリューム多めのエントリを連続で上げたので、今回は前回までのネタのおまけというか、軽い番外編で。
おかげさまで(?)先週のエントリはそれなりに反響を頂きました。読んでもらえるのはありがたい事です。で、いくつか頂いたのが「記事を読んでCamera+を買ったよ!」というご報告。不思議とプロカメラの方はひとつもなかったです。
まぁ、価格の差とか、エントリの内容的にも「手軽なのはCamera+」って推し方をしたからってのもあるんでしょうね。確かに、よく分からんけどまずどっちかだけを、というならCamera+がお勧めです。
そっかー、Camera+買ったんですねぇ。
というわけで今回はプロカメラでしか出来ない遊びです。
飛ばしまくれ!
「白トビ」を意図的にやってみました。右側の地面の明るいところとか、葉っぱの光の当たっている場所が白く「飛んで」しまってるのがわかるでしょうか。露出オーバーってことで、普通の写真なら失敗扱いですけど。
例によってiPhoneならアプリの加工を駆使すれば似たような画像には出来ますけど、撮影時に画面を見ながらイメージを決められるのは良いですよね。
手順は簡単。露出を黒など濃い色のもので測ってから、撮りたい構図に向けるだけ。この露出調整をロックしたまま被写体を変えるってのがプロカメラでしか出来ないんですよね。Camera+や標準カメラでは、カメラを向けた時点で露出が自動で再調整されてしまうので。
露出対象が黒っぽいほど白トビが極端に出ます。自分の服でも何でも構いません。露出を測った場所の色とか光の入り具合で結構変わってきます。調整できたらあとは露出計のボックスを触らないように構図を決めて、ピント合わせて撮るだけです。
ただし、晴れた屋外での日中撮影だと、上のような調整では全部白く飛んでしまいますから、適度にグレーとかやや濃いめくらいの色の部分で調整してみて下さい。
車。これはもう少しボディの濃い色がくっきり出るくらいに調整した方が格好良かったな。
夜は暗いのであまり飛ばないけど、場所によってはこんな事に。店からの光が当たってる部分と暗い部分、そこを歩く人。
本来は失敗になるような写真をわざと撮っているわけですし、使いすぎると飽きるのも早いですが、加工アプリと組み合わせると面白い素材になるかも知れませんという事で。
※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。
プロカメラ 3.0.1
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
価格: ¥350
更新: 2011/02/11
(2013.10.06追記)プロカメラは現在公開されておりません。「ProCamera 7」に移行しています。
※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。
ProCamera 7 5.0 (¥85)
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Cocologics(サイズ: 30.2 MB)