Nexus One

遂にというかやはり発表、そして発売されましたね。近頃すっかりiPhone信者の僕ですが、これは楽しみ。この時期にGoogleが自社ブランドで出す以上ハードスペックが3GSを上回っているのは当たり前で、問題はやはり「実際に触れてみて、どういう体験が得られるのか」ということ。替える気はないけど、触ってみたいなぁ。
というか、iPhoneユーザとしてもここは一つ、盛り上がって欲しいところ。まず何よりも、これは特に日本においてですが、スマートフォンはまだまだケータイ向けサービスコンテンツ市場から無視された状態であるということ。無論対応している企業は少なくないのですが、もうちょっと無視出来ない規模のシェアを確保しないと。まぁそれでも本当に困ることは案外少ないですが。
加えて、iPhoneは素晴らしい端末ではあるけれど、改善すべきところもまだ多いということ。
例えば(おそらくは商業的な理由によって)対応されないFlash、バックグラウンドタスクや共有フォルダなど*1、開放されればもっとアプリが生きるであろうシステム上の制約、まるで話にならない辞書機能。まぁバッテリの問題とか、システムを不安定にするであろう要素を出来るだけ排除したいのはわかるんだけど、勿体無い。
Android携帯(でなくとも良いのですが)がiPhoneにとって脅威と認識されるところまで成長することによって、技術面においてもそれ以外の面においても、覇を競う状況が生まれると思うんですよね。殊に思いつきを実装するスピードと技術力において圧倒的な2社だけに、すごく期待しています。

*1:もしかしたらこの辺りはまずiSlateが実験の場になるのかもしれないなぁ。