読まなくていいです

タレコミの本題とは全く関係ないネタ系のレスなんだけど、スラドこの辺りのやり取りを見ていて妙に感心してしまった。

そうか、ある程度分野とか話題の方向性が定義づけされているクローズな情報群においては、ある程度以上共通認識可能なタームを「生理的圧縮」してしまうことは可能かも知れん。当然文脈とか使用法の条件によって、その情報にアクセスする一定水準以上の使用者全てに理解可能であることが条件だが。
一定水準以上、というのはその情報群(例えば論文)を理解して活用できるレベルにあると言うことで、テクニカルターム同様情報群そのものを活用できない者にとってそれが理解不能であることはさほど問題ではない。即ち高度な技術文書においてプログラムを「プログム」と記述したところで、それを読む者が「プログラムのことである」と理解できれば何ら問題ないはずだ。
そして「プログム」はやがて「プロム」とか再圧縮されて、やがては「プ」とかでも通じるようになる可能性はある。無論いきなり「プ」ではプロプライエタリのことなのかプレインストールのことなのかさっぱりだが、長期的な熟成によってそれを共通認識とすることは可能だろう。実際にはその先に更に一文字も使用せずにそこに「プログラム」という言葉が当てはまるのだ、と認識させることも可能ではあるが、そういったテクニックは既に文法上の省略技術として普遍的に確立されているので、特定の単語だけにそのような圧縮処理を施すのはあまり意味がない。
…と、ここまで凄い発見のように書いてきて、この分野(圧縮技術)において最高水準にあるのは実は渋谷辺りの女子高生であることに気付いて馬鹿らしくなった。

# そうすると、「インストロール」なんていう無駄に冗長化した単語が一時期流行病のように使われていたのは何だったのだろう。
# こんな文章を日曜の午後に書いているというのが非常に恥ずかしいのでAC…というわけにもいかない。困ったもんだ。