共有されない世界

NHKに限ったことじゃないが、どうにも既存メディアの、それもトップダウンの決定権を持つ御歴々の頭はいまだに自身がこれまで築いてきたメディアこそが最も優れた情報伝達手段であると信じて疑わないところがあるように思えてならない。そういう考えを一つの理想というか、誇りとして掲げるだけならばそれは立派なことなのだけれど、経営者にしろ現場にしろ*1、もう少し現実を見据えたフットワークが必要なんじゃないだろうか。
別にインターネットがTVよりもあらゆる面で優れてるって訳じゃないし、その辺は上手く吸収して利用すればいいんじゃないの。特にこういう、学術性や公共性のある情報について、公開することが可能なメディアが複数あるなら全部使えばいいんじゃねぇの、とかね。余程コストが掛かるってんならともかく*2

*1:とはいえ現場は既に色々考えてるんだとは思うけどな。

*2:その場合も、説明くらいは必要だよなー。