Google Desktopのセキュリティリスク

Google、デスクトップ検索のリスク認める

以前取り上げた件について、Googleからセキュリティのリスクを認める発言が出たという記事。特に問題視されてるのは複数のPCに対して検索をかける「Search Across Computers」機能。WebサイトなどにおけるXSSなんかの問題とはまた別の話だけど、ノード間を跨って機能するような仕組みをインターネットに繋がる場所で実行するというのは、相当に技術的配慮をしないとバグや脆弱性といったリスクの増分はノード台数分の足し算ではすまないと考えるべきなのだろうね。当然といえば当然の話だが。

 Google Desktop 3の暗号化は、Webメールのセキュリティと同じレベルだとGoogleの広報担当者はinternetnews.comに語った。Google Desktop 3開発時には「プライバシーに多大な配慮をした」という。

嘘は言ってないだろう。十分配慮したのだとは思うが、だけど会社の思想や技術者の努力だけで、信じるに足る成熟した技術と見なせるかは別の問題だ。βだからいいってもんでもないしな。