ちょっぴりマイナーなMy Favorites 10 + 1

さて、たまにはiPhoneだのAppleだのの話題からすぱっと離れて、好きなミュージシャンの紹介でもしてみようかと。
いや、特に心境の変化とかでは…。

まぁ、立て続けに使ってるアプリまとめ書いたんで、ついでにちょっとiPod Touchでヘビーローテしてる音楽についてもまとめておこうかなとか。年末だから今年の〜、とかそんなのは特に関係なく。


# この記事をまとめてる最中に、[twitter:@delaymania]さんが#5music企画を立ち上げてるのを知りました。
# なので5つには絞ってないしミュージシャン単位だしってことでルール的に即してませんが、せっかくなので軽めに便乗しておきますね。

あなたの5分間を私に下さい #5music | delaymania
僕の好きなCDを5枚ご紹介します。 #5musicというハッシュタグを作ったので、あなたのお気に入りの楽曲5曲、もしくはお気に入りのCD5枚も教えてください。 ...


ただまぁ、せっかく書くのに超有名なLADY GAGAとか書いてもしょうがないんで、あまり知られていないインディーズのグループだとか、局地的にブレイクしつつあるものの世間的な知名度はあと一歩かな、みたいな人たちを集めてみました。


あ、動画はYouTubeに上がってるものから、可能な限り公式(と思われるもの)中心に比較的キャッチーなナンバーを選択してみました。本当にお勧めしたい曲は文中でちらほら。

THE JETZEJOHNSON

Fury

HEADLINER of the YEAR

Macとシンセを駆使したエレクトロに、重厚なロックサウンド。アルバム毎に違う顔を見せる振り幅の広さ。滅茶苦茶クールでかっこいい音を鳴らす3ピースバンド。だったのですが、昨年に(おそらくメンバー間の問題以外の事情で)藤戸じゅにあ氏のソロユニットとして再始動しました。
最近はサポートメンバーとのバンド形式の他、DJやら映画音楽やら、更には坂本美雨さんとのユニットなどの幅広い活動や、デモ曲をSoundCloudで発表するなど、実験的な取り組みもされているようです。もう1年以上ライブ行けてないなぁ。

本当は「02mixedLOUDER」を是非聴いてもらいたいのですが、ライブ音源の動画はだいたい音が割れ気味で魅力が伝わりきらないんですよね(実際のライブでは超絶カッコイイのですが)。
全部好きすぎて選ぶのが難しいのですが、メジャーデビュー後のアルバムとしては一番キャッチーでバリエーションのある曲を聴ける「12WIRES」をリンクしておきます。バラード曲ですが「百年の花」必聴です。






KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(M) 2009-02-18
¥ 2,999

Plus-Tech Squeeze Box

Dough-nut's Town's Map

early RISER

よく使われる「オモチャ箱をひっくり返したような」という表現が一番似合うユニット。ひたすら打ち込みでひたすら楽しいパーティミュージック。このミュージシャンは知らなくても、TV番組のジングルとかBGMでは便利に使われてるので、聴いた事があるんじゃないかと思います。
Test Room」「A Day In The Radio」「kitchen shock→」とか聴いて欲しい曲が沢山あるので、まずはアルバム「FAKEVOX」をお勧めしておきます。上の曲入ってないけど。






インディーズ・メーカー 2005-04-13
¥ 1,909

capsule

more more more

perfumeのプロデューサーとして一躍有名になった中田ヤスタカ氏のメインユニットということでかなり知名度も上がったと思うので今回含めるべきかは悩みましたが。ピチカートファイブのフォロワ的な音から始まって、今のperfumeに繋がるキュートでレトロモダンなエレクトロポップへ、さらにエッジの効いたダンスフロアサウンドへと進化と変遷を続ける、「最先端の中田ヤスタカ」が聴けるのはこちら。
今の音も好きなんだけど、個人的には3枚めのアルバム「phony phonic」を推しておきたいです。ボッサ、ハウス系のお洒落サウンドが週末のコーヒータイムなんかに良い感じです。「weekend in my ROOM」なんか、多分あまり評価はされてないんだろうけど大好き。

エイプリルズ

パン・ダ

キ・ラ・メ・キ・ムーンダイバー

男女ツインボーカルのエレクトロギターポップcapsuleがピチカートなら、エイプリルズフリッパーズギターの系譜ですかね。音ゲー方面ではちょっと知られてる?
ライブはあまり僕自身は行けてないのですが、オーディエンスを巻き込むパフォーマンスに溢れた楽しいステージを魅せてくれます。明るくて軽くてキラキラしてて、一家に一枚あって損しません。
本当はアルバムは「パン・ダ」とかお勧めしたいのですが、今調べてたら廃盤のせいか妙にプレミアがついちゃってますね。リンクはAmazonですが、iTunesのほうでチェックしてみて下さい。






SOFTLY! 2004-09-22
¥ 2,415

Sucrette

Love Prologue

capsuleは週末のカフェタイム、と書きました。Sucretteは特に予定もない晴れた日曜日の、のんびり過ごす午前中あたりが似合うんじゃないでしょうか。PVは傘さしてるけど。優しいウィスパー・ヴォイスがゆったりした時間にとても心地よいのです。
紹介した「Love Prologue」の他、西松屋のCMに使われたらしい(僕はそれ見てないのですが)「lovely my girl」、更に僕のイチオシとして「clock work music」の入った「Bon voyage」、興味があれば是非。






インディーズ・メーカー 2009-05-20
¥ 1,982

ELEKTEL

Panoramic view of Jazz

理系サウンド、という表現はチープだけど、僕のイメージはそんな感じ。がっつりエレクトロです。今回紹介している中で一番作業BGM向きじゃないでしょうか。
メンバーのpolymoogさんは最近、学研の大人の科学関連のイベントに出たり動画作成に関わったり、KORGのイベントに出演されたりされているようです。一度だけリアルで見たのも、渋谷タワーレコード大人の科学シンセサイザークロニクルのイベントだったと記憶しています。
てことで、「恋の電子ブロック」の入っているアルバム「Space Travel with Teddybear」を推しておきます。iTunes配信中。






インディーズ・メーカー 2002-12-20
¥ 2,415

arthur

ラビットのラビリンス

アルチュール、と読みます。ロックとかエレクトロポップを数多く紹介してる本記事の中ではちょっと異色の存在かも知れません。童話的で優しいけれど、ちょっぴり毒も入った独特な世界観は谷山浩子的。ハマるとずっと聴いてきたくなる、懐かしくて切ないメロディと詩が印象的。
残念ながら活動休止中でCDも廃盤でプレミアがついてしまっていますが、WebサイトのBGMとしてフリーで使えるように全曲公開して下さっていますので、Amazonではなくそちらを紹介しておきます。「ケイト・シー」「コモレビ」「ラーレ」とか是非聴いて欲しいです。

アルチュールチャーム
Q:費用はかかりますか?? A:アルチュールチャームの利用は無料です。 Q:個人情報の登録は必要ですか?? A:情報入力などは一切必要ありません。 Q:設置時にはどんなことに気をつけるべき ...

※それぞれの曲のページの一番上の画像がプレイヤーになってます。

spaghetti vabune!

chocolate song

まぁ聴いて下さいよ。実に何というか、青臭いでしょ?英語の部分なんかベタベタのカタカナ発音だし。でもねぇ、聴いてるとこれが妙に癖になるんです。舌足らずなVo.とか。大学の中で結成されたギターポップバンドってことで、その如何にも学生っぽい勢いの良さが懐かしいような羨ましいような、そんなバンドです。
最近はあまり活動が見られませんが、完全に休止してるわけでもないようです。音源もレーベルサイトではまだ扱っていますが、Amazonではもう仕入れはないかも知れません。セカンドはiTunesにもあるけど、ファーストアルバムの「SUMMER VACATION, SUNSET VEHICLE」を推したいなぁ。
ちなみにレーベルはbluebadgeという小さなインディーズレーベルですが、メールオーダーした際にわざわざ手書きのコメントをレーベル主催者本人が入れてくれたりと、なんともアットホームで嬉しい気分になりました。今でもやってるのでしょうかねぇ。

相対性理論

人工衛星

今年は「輪るピングドラム」主題歌で活躍された、やくしまるえつこさんを中心としたユニット。数年前にもCDショップ大賞だか何だかで注目はされたし、知名度はそれなりにあると思うのですが。ちょっとトリッキーな不思議ちゃん系、なだけかと思いきやさにあらず。
音楽性の評価も非常に高いんですよね。まぁ僕は技術的な事はさっぱりですが、それでも奇をてらっただけではない耳触りの良さがあるから、気持ちよく聴ける曲ばかりなんです。
個人的には「LOVEずっきゅん」「元素記号」とか死ぬほど繰り返し聴いて欲しいです。「夏の黄金比」とかランニング中に流れると変なテンションになりますよ。コ〜ントレックスはこはこ箱買い〜。






みらいレコーズ 2008-05-08
¥ 823

UNISON SQUARE GARDEN

センチメンタルピリオド

MR.アンディ

こちらも今年、「TIGER&BUNNY」の主題歌「オリオンをなぞる」で一躍ブレイクしたので、ご存知の方も多いと思います。とはいえ世間的知名度としてはあと一歩、あと半歩くらい?疾走感のあるギターロックは聴いてて安心感があります。歌詞にあまり使われないような言葉をしれっと挟み込んで来るチョイスが秀逸なんですよ。
ちなみに僕がこのバンドに出会ったのはTHE JETZEJOHNSONの対バンでライブを見たのが切っ掛けでしたが、そうやって目当てのミュージシャンじゃない方を気に入ったあとで、実際にワンマンライブまで見に行ったのは彼らくらいですね。
紹介した「センチメンタルピリオド」や「オリオンをなぞる」あたりが彼らの王道と言うか基本線だと思うのですが、若干変化球の「MR.アンディ」とかも超名曲なので聴いて欲しいです。インディーズ時代にも良い曲が多いのです。

THE_AIU

CPU

さて、タイトルに「10+1」と書きましたが、その「+1」です。なぜ+1なのかというと、僕もまだ全部は聴いてないからです。一番最初に紹介したTHE JETZEJOHNSONの元ギタリスト、池橋壮一さんが昨年結成したユニットがあるということで聴いてみたら、これがなかなか不思議な雰囲気で、とても良い。インドネシア出身のVo.とか、どういう人脈で呼んでるんだこれ、みたいな。
でもまぁ、とにかく彼がまだ音楽の世界で頑張ってるってのが嬉しいので、あえて取り上げる事にしました。
もうすぐ届くと思うので、これからじっくり聴きます!


いやぁ、すいません。

昔から分かってるのですが、好きなミュージシャンの良さを説明するための知識も語彙も少なすぎますねぇ。こうやって並べると同じような事ばかりかいてますが、それぞれ本当に良いので興味を持ったら是非聴いてみて下さい。思ったより廃盤になっているものが多いのが残念ですが。