One more thing?

みなさん、OneCam使ってますか?


以前同じ開発者さんのカメラアプリ「ブログカメラ」を紹介しましたが、僕の場合そのアプリに取って代わってホーム画面のポジションに置いてしまうくらい活用しています。

ブログカメラを使おう! - Digital-Penguin workbench
iPhone持ってますか?

Twitterにアカウントはありますか?

例えば外出中、街中で気になったものや面白い光景、綺麗な景色をさっと写真に撮ってTwitterにポストしたくなる瞬間はありませんか?



ならば、是非お勧めしたいカメラアプリが有ります。「ブログカメラ」。とは言え実は紹介するなんて今更という感じの有名アプリですが。

まぁ実際には細かいところで色々と違いがある(フローティングシャッターがないとか)ので、それぞれ別物のアプリなのですが、僕の用途としては概ね置き換え可能と言う事で。


OneCamのなにがどう素晴らしいかについては、既に何人もの方がエントリを書いていらっしゃいます。全て紹介するのは難しいので一部だけ。

低解像度、ゆえの魅力を語る人々

改めてメインのカメラアプリを色々考えたらいつのまにかOneCamばっかりになってた | goryugo
撮った写真は思いついた時に、PictShareを使ってFlickrEvernoteに転送するというちょー二度手間を行っているのだけれども、良くも悪くもOneCamで撮った写真は解像度が小さいから、写真の容量も小さい。

そうすると、写真の転送もめっちゃ早い。

地味な所だけど、結構これが快適。

そうそう。
通常のカメラアプリならば、低解像度限定なんて欠点にしかなりませんが、OneCamは違います。何故なら、このアプリの目的が「さっと撮って、さくっとアップロード」だから。Twitterならアプリから直接、それ以外ならPictShare(インストールされていれば)に渡す。
低解像度限定だから高速で保存されて、低解像度だからアップロードも軽い。
まさに逆転のカメラアプリ。

ムービーからの写真切り出しアプリの発想を逆転すると「OneCam」になるわけです。 | 覚醒する? @CDiP
おっさん世代的あるいはガジェットマニア的に言うと、「動画なんか低解像度で撮ったらあとに残すのにクオリティが」とか思っちゃうじゃないですか。どうせ撮るならフル画像で残したいんだよオレは的な。でもよく考えたら撮った写真をあとからPCで見るのかと言われるとそうでもないし、ましてやプリントするわけでもない。あくまでもiPhoneで撮った写真をiPhoneでみるだけならその画質でokなわけです。写真一枚一枚のクオリティよりも取れた雰囲気が残せればいいと言うことなのでしょう。というわけで目から鱗だったわけです。

そして逆転というならまさにこの視点。
ムービーからの写真切り出しアプリが、最初から写真撮影アプリとして成立したのがこのOneCamであると。確かに、高解像度に拘るならばいっそデジカメ(コンデジで十分)を持ち歩いたほうがずっといいのです。
これまで当blogではさんざんカメラアプリを取り上げてきたし、それらを否定するつもりはないですが、こだわりの高解像度写真は専門機器に任せて、iPhoneを「視覚情報をログする」ためのカメラと割り切るってのも考え方としては有りですよね。

ま、そうでなくたって勿論OneCamと、(例えば)Camera+を使い分ければいい。別々の用途で並び立つアプリです。


One Love, 「OneCam」 – 撮影するためのカメラアプリ(3) | iと憂鬱/iPhone to U2
シャッター横のギアボタンは、OneCamのウリのひとつ連写と、タイマーの切替メニューです。

連写枚数は3.6,9,12枚で設定可能。シャッターをタップすると設定枚数までアニメーションで左下のカメラロールに格納しながら(というアニメで)連続して撮影をします。

タイマーは、2,5,10,15秒。
連写もタイマーも右下の「設定」メニューから変更できます。
ちなみにこの設定画面の画像はタイマーモードになっているので左下に「2」秒に設定されているのがわかりますね。

そして連写
低解像度である事がここでも生きてきますね。とにかく軽快にシャッターが切られて行く。左下のプレビューボックスに次々と吸い込まれて行くのは快感です。我が家のように赤ん坊のいる家庭では必携ですよ。目まぐるしく変わる表情を捉えるためには。

そして、2秒という短いタイマーを用意した意図。

いくつものiPhoneカメラアプリを使用してきた私がメインカメラをOneCamにした3つの理由
こちらはOneCamで撮影したレシート。きっちりと文字認識機能も働いているのがわかります。

今までは、
「領収書を撮影するときは解像度高い方が良いよな・・・」
なんて思ってCamera+を使用していたのですが、よくよく考えてみたらPictShareを使用してEvernoteに転送する時点で640pxに圧縮しているわけで、それならもともとVGAで撮影するOneCamの使用でも全く問題ない。別にプリントアウトするわけじゃなし。

さんざん低解像度、と言ってますけど、やっぱり十分な解像度ではあるわけです。
レシートの文字もちゃんとEvernoteで認識されてますよ、と。容量ってやっぱりファイル数が増えれば馬鹿になりませんからね。記録としての写真、アートとしての写真、記念のための写真。用途次第で必要なサイズは変わってきます。


無音シャッターカメラアプリ「OneCam」の超絶便利な7つの機能+α | なまら春友流
このOneCamというアプリ、当然基本的なカメラアプリの機能は有している。
そして、以下の7つの機能が「OneCam」を使用するに至った絶対条件的機能。
優先度順に並べてみた。

で、僕がひとつひとつ伝えきれなくても、このアプリの素晴らしさはここで全て語られてます。だから、僕の出番は無いのです。

機能について語る、という意味では。




とか書いてる最中に、本日メジャーバージョンアップ来ました!
スクエアモード対応です!ユーザ要望が強かったとの事。素晴らしい!


※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

OneCam(マナー・連写) 〜フリックで簡単シェア〜 4.5.0(¥100)App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software - masahiro seto(サイズ: 3.7 MB)

もちろんこのアプリの良さを堪能するには、PictShareも入れておくに越した事はありません。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

PictShare - multiple photos/movies uploader 3.4.4(¥250)App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 写真/ビデオ
販売元: itok - 啓 Ito(サイズ: 3.4 MB)

発展途上のUI

良いユーザインタフェースの条件。
それは一言で言えば、快適であると言う事。ユーザに負担をかけずストレスを与えず、意に添った表示と操作性が確保される事。

このあたりの掘り下げはまたの機会にじっくりやろうと思っているのですが、OneCamは、先行するアプリを実に良く研究して作られたUIであると思います。



例えばシャッターボタンの右にあるギアのアイコン。これは撮影のモード(連写の有無、タイマーの使用)を切り替えるメニューをフロート表示させるボタンです。そして更にその右にあるボタンは、やはり各種設定を行うメニューをフロート表示させるボタンです。

これらはCamera+のそれととても良く似ています。

撮影を主目的とするカメラアプリで重要なのは、「いつでもすぐに撮影出来る事」です。つまり、ファインダーがカメラの映像を表示している状態をホームポジションとして、他の操作をやっていても出来るだけ速くそこに戻れる事。だから、カメラ映像を映したままフロートメニューで設定の変更などが出来る、ということは逆に言えば「設定をいじってる最中でもシャッターチャンスに敏感に反応出来る」ということで、これはカメラアプリとして「使う事」を主眼に考えられた作りです。

念のために補足しときますが、UI設計(特に操作性)において良いものを真似する事は悪い事じゃないですよ。独自性を追求するあまり使いにくいものになる方がよっぽど罪悪です。



でも、OneCamのUIはまだまだ発展途上だと思っています。勿論他のアプリだって完璧なUIなんてあるわけもないですが、敢えて言います。
OneCamはまだまだ進化出来る、と。


これで終わりじゃないだろう?


画面を下から上にスワイプすると一番最後に撮った写真のプレビューができる。この後、Twitter投稿やPictShare連携をしようと思ったとき、一つの疑問が湧いてきませんか?
なんでここからダイレクトに投稿できないんだろう?



逆に言えば、出来を確認してから投稿したいのに、何故外部シェアの機能はプレビューと繋がっていないんだろう?人に見せたり保管する行為と、撮影したものの出来を確認する行為は密接に繋がっています。
であれば、それらは相互に連続した操作が可能であるか、一画面で完結する仕組みであるべきです。



更に、このアプリには連写という素晴らしい機能があります。でも、プレビューは最後の一枚だけ。これはとても残念です。
だって、子供の表情やペットの顔の向きとか、連写したあとTwitter投稿するならベストショットを選びたいじゃないですか。カメラロールから、という手段は提供されているけど、それではこのアプリの快適な操作性を楽しめないのです。


だから例えば、プレビューを開く。左右にスワイプすると連写した枚数くらいは遡って見ることができる。で、気に入った一枚の上でもう一度上に向かってスワイプすると、Twitter投稿画面がせり出す、とかね。


まぁこれは一例というか、要望のひとつに過ぎないわけで、これが進化の方向性として唯一の正解だと言うわけではありません。でも、これだけ研究熱心でユーザ要望に応えてくれる開発者さんですから、僕らユーザの期待を良い意味で裏切るような進化をこの先も期待したいと思います。
あえてわがままにプレッシャーかけ続けますよ!

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

OneCam(マナー・連写) 〜フリックで簡単シェア〜 4.5.0(¥100)App
カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software - masahiro seto(サイズ: 3.7 MB)