月に還るもの、見送るもの

でも、今回の月面探査を大成功へと導いたのはかぐやだけでなく、おうなとおきなという子衛星の活躍も重要でした。
(略)
しかし始まりのあるものには終りがあるもので、運用開始から約2年後の2009年2月12日、まずおきなが月の裏側にあるミヌールDクレーター付近に落下。運用を終了。そして、あとを追うように6月11日、かぐやもGILLクレータ付近へ落下し、運用を終了しました。

残されたおうなはどうなるかっていうと、JAXAによるとあと数年間は月を周回するようです。

ロマンだ夢だと単純にくくるつもりもないが、そういった情熱や憧憬の先の先に技術の最先端があるって云うのはやはり美しい構図だと思う。そういう世界で飯を食ってる人が全員幸せなのかどうかは知る由もないことだけれど。この種のニュースにささやかな喜びと感傷を感じる外野の願望としては、やはり幸せであって欲しいなぁ。清貧低予算でも頑張るJAXA

にしても子衛星のネーミングにはセンスを感じる。

とりあえずかぐや、お疲れ様でした。