Googleの企業姿勢

どこかで聞いた話だと思ったら、デフォルトが公開であることに気付かないってのはAmazonほしい物リスト騒動に似てるな。でもあれは情報の性質が"プレゼントくれるなら参考にしてくれ"前提の機能であったし、それ自体が無二の個人情報って訳ではなかったけど、こっちはモロだもんなー。
Googleストリートビュー問題といい、どうも"情報は集合知として共有するもの"がまず前提にあって、プライバシーなどの問題は起きてから考える、というのが基本スタンスのようだ。フールプルーフだとかフェールセーフという意識が、確信的に希薄な気がする。ユーザが気をつけろ、というのはユーザ自身のリテラシの問題であって、だからサービス提供側は自由にやってよいと言うことではない。
ストビューも個人的には主に技術的側面から一応肯定派だったのだけど、高木先生の指摘してる諸々の撮影問題とか法務の対応なんか見てると、理念や技術以前に、社会的影響に対する姿勢として問題があるようだなぁ。