文章に歴史あり

ちょい古いファイルを整理していたら、昔やっていたサイトに載せていたテキストが出てくる。
うわー。なんかあれだよなー。恥ずかしいとか痛いとかもあるんだが、文章のノリが変なテンションだ。いや、意外とテンポが良くて面白い文章もある*1んだが、全体的にはどうなのよこれ。
でも考えてみたらそれでも社会人になってからの文章*2だから、随分ましではあるんだな。テンションがおかしいだけで。中高生時代にサイトとかやってたら本当に大変なことになってたよ絶対。

何でこんなにアレなんだろうと思ったら、時期がテキストサイト、特にフォント弄り系がまだ流行っていた頃なんだな。特定のサイトに影響されていたわけじゃないけど、ちょっと面白アレンジしなきゃネットで文章公開してる意味がないみたいな時期の空気感が漂ってるな。悪いとは言わんが、数年たって冷静に見てしまうとな。


そういや最近…っても今年の初め頃だけど、その辺り*3のインターネット史というか、個人サイトとかアングラとかの変遷を纏めた資料的な本を読んだよ。ある程度リアルで知ってる歴史もあれば、話程度にしか聞いたこと無い世界もあってなかなか面白い。個人的にはコミュニティサイトの可能性とかを割と真剣に考えながら1chとか遠巻きに眺めてた頃とか懐かしい。
まぁ正直文章が素晴らしいとか云う感じではないので、資料的に読みたいとか興味があれば手に取るのもいいかなって感じ。

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

*1:水曜どうでしょうのDなみの自画自賛

*2:どうでもいいが当時の文章の中でもYBがどうしようもなく弱いとか、その辺りだけちっとも変わっていなくて欝だ。

*3:だけじゃないが。