Luck to Hack or Crack

WWWの生みの親といっても、CERNは基本的に物理学者の集団なんだよな。自分の関心の低いことに関しては無頓着なんだろうな、多分。クラックされたこと自体あんまり気にして無さそう(偏見)。
てかまぁ、内部犯かそれに近いポジションの犯行ではないのかな。警告の内容にしてもそうだけど、えらく深いところまであっさり破った割には寸止めとか、親切というか理性的というか。いくらCERNが学者馬鹿の集団といってもネットワーク構築には当然それなり以上の専門家や技術屋、企業も絡んでるだろうし、内部に入り込んでも数ある研究設備や重要なサーバが置かれているであろう中で狙い済ましたように、稼動し始めたばかりで"話題の"LHCの直前で足跡を残すとかってのは俄には信じ難いものがある。ストーリーが出来すぎてるというか。少なくとも施設内のLANの構成情報とかをある程度入手可能な立場にいる人じゃないのかな。これ自体が何らかの恣意的なパフォーマンスで無ければだが。
スーパーハカーな線もあるにはあるんだけど、てかそっちの方が面白いっちゃ面白いが。