前世代

PSからPS2へのユーザの移行がスムーズに進んで好調な売り上げに繋がった理由は、何を置いても後方互換性のおかげだったはず。オーディオメーカで当時既にPCメーカ*1でもあったSONYにしてみれば、ソフトウェア資産を後継機種で生かすのは当然の発想だったのだろう。新製品ごとにクローズなパッケージを基本としていたオモチャメーカとの決定的な違いだったかもしれない。
そういう意味ではやはり今回の決定は残念であると言わざるを得ない。コストが掛かりすぎて安く売れないとか、完全互換が技術的に難しいと云った問題はあったのだろうが。例えばコストの問題であればHDD無しのモデルを作るとか、そういう方向性はなかったのだろうか。ゲームやるのに絶対必要ってこともないだろうし、外部接続できれば問題ないような気がするし。
ま、とはいえ

ただ、「PS2互換を求めるユーザーの声が多ければ、互換モデルを復活させることもあり得る」(同社広報部)という。

1年位したら戻ってくるのかもね。

*1:PS94年、VAIO97年、PS2が2000年…であってるかな。無論PSは正確にはSONYじゃなくSCEなんだけど