高いか安いか

夢は世界一周だそうだが、とりあえず夏休みに自転車で日本一周する少年くらいにはなれるんじゃなかろうか。どうせなら日本を旅しながらコレの応用でblogをアップし続けるとかどうかな。
 値段は車一台分。意外と安いような。まさかフェラーリ換算じゃないよな。

毎月安いCD1枚買ったつもりで払うと考えれば、非常に良いサービスと言えるかも。プレーヤ転送込みでも2000円弱。
 問題は聴きたい曲がどれほどあるかだけど。まぁCD買うほどでもない、所有欲が強く働く程じゃないけどないけど適当に何度か聴きまわしたいという程度の曲を垂れ流すのにはいいかも。ラジオと違って選曲できるところが金を払う部分か。
 データのみで1曲いくら、というものに割高感を感じる人は多いと思うので、結構キラーサービスになると思うんだけど。

というわけで上の話題の続きになるけど、データでは所有欲を満たせない層は多いんだろうと思う。ジャケット歌詞カード込みで作品と考える人もいれば、消えたら終わりという不安感のあるデータより形ある媒体の方が安心できるという人まで、考え方には違いがあるだろうけど。
 だから、「所有するまでもない程度の曲」に金を落とさせる可能性という面においてNapsterのサービスは日本市場でも有望だと思うわけだ。

「その情報が漏れて困るのが自分自身とは限らない」と言うことを考えれば、この種のサービスを利用する上ではもう少し慎重になるべきだ、という考え方が浸透するべきだ。笑われる程度ならいいけど、ビジネスの情報やコアな個人情報は場合によっちゃ高くつく。デフォルトが安全側なんだから「不慮の事故」とは言えないよな。リテラシの難題は、元から意識している人以外に浸透しにくいことだ。