スパムフィルタ

近頃あまりにスパムメールの数が多く、出張や旅行でもしようものならたちまち100通を突破する状況に辟易して、スパムフィルタ付きのメーラにしたのが2ヶ月前。というかThunderbird
フィルタがある程度学習してくれたおかげで、自分で迷惑メールのマーキングをする回数は格段に減った。でも、確率と選別のルールにより自動化されているに過ぎない以上、誤認識の可能性は消えない。ことにIT業界の端くれで仕事なんかしているとこの手のシステムは疑ってかかる癖がついていて、信用するには自分の中の蓄積データと、メーラのパターニング方法に関する知識が少なすぎる。
そういうわけで結局迷惑メールフォルダの中身をざっくり確認する習慣がついた。おまけに(ほぼ間違いなく自動送信されたスパムだと思うが)文字化けして正体不明のメールが大量にあるので中身をチェックするようになった。強制エンコードな低機能メーラだった時代はサブジェクトと発信元で消せたのに。
システムと云うものは総じて、信用されなければ(しなければ)システム化には直結しないのだ。