いっそ2.1まで進めちゃうとか
この団体が開催しようとしている「Web 2.0 half-day conference」は、確かに名称的には（過去に「Web2.0 conference」を開催し、今後もするであろう）O'Reillyと関係があると参加者などに誤解される可能性があるわけで、その意味においては必ずしもO'Reilly達の行動が間違っているとか過剰反応というわけではないと思う。
ただ、「Web2.0」をカンファレンスのタイトルとして使うための商標登録を出願していると記事にあるとおり、「Web2.0」をタイトルに含むこと自体がNGという態度を取っているようなのは、そこまで独創的とはいえず、かつ言葉として一人歩きして多くの場面で使われている現状からすると微妙だな。
この事態に対して抗議をしている人たちというのは、O'Reilly達のこうした"言葉"の独占に固執するような行動が「Web2.0的」態度*1ではないように思えて「裏切られた」という捉え方をしている人たちなのかな、と思ったり。
