印象としてのUI

先日「枯れたデザイン」というエントリを書いたのだけど、偶々ITmediaにこんな記事が載った。
ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ

ユーザに受け入れられているUI=使い易い親切なUI、だから採用!ってのは間違った方向性じゃないよ。mixiのニュースインデックスがあの位置にああいう風に置かれたのは、やはりそれがユーザにとって「利用しやすい」ものだからだろう。ユーザが馴染んだ形に落ち着けるというのはアプローチとしては正しくて、少なくとも斬新過ぎて誰も使えないような自己満足デザインより余程良い。
でも、自身の提供するサービスとしてユーザに受け入れられたいなら、ちゃんと線を引いて独自性を確保しないと。クローンを作りたいだけなら別だけど。
livedoorのサービスに独自性が無いとは云わないけど、そう印象判断されても仕方ないくらい似てるってのは色々とまずいんじゃないの。
 極端なこと言えば、こういうところでも「何だ。結局変ってないじゃん」とか思われちゃうよね。使い易いUIであることは重要だし、中の人は「勝負は中身そのものだ、違うんだ」と言うかも知れないけど、サービス業の戦略として印象でマイナス点がつくのは拙過ぎる。僕はlivedoorの技術屋が嫌いなわけじゃないし、こういう状況だからこそ技術屋が頑張って起死回生、てのを見せて欲しいところだけど。きつい状況だろうけど、こんなこと言ってるじゃないか。そんな中で出てくるのが「〜〜のパクリ」とかいう話題にしかならないようなものってのは、どうもねぇ。

どうでもいいけどこの記事を書いたIT戦士さん。ほんのちょっと前のBB Watch編集部blogで大体同じネタ並べて取り上げられてるんですが。てかYahoo!ニュースでそのblogとこの記事並べられてますぜ。まさかパ(ry*1

*1:あるいは釣りとか。TOP10ネタ用ですか?