穏健派かな?

なんかここ数日、今更のように「言及URLなしトラックバック」についてのマナー云々とかが話題になったりしていると思ったら、livedoor blogで言及URLなしTBを受け付けないように仕様変更が行われ、そのことが原因で反発が起きているとか。

正直、はてなには僕が使用し始めた当初からある機能だし、おかげさまでspamTBをいちいち削除する手間に見舞われることもなく、大変助かっているので何故反発が起きるのか理解できない部分があったんだけど、どうやらアニメ/特撮感想を記述する類のblog界隈の文化圏には独特な習慣があるということらしい。

トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか(絵文録ことのはさん)

なるほどねぇ。
 この分類で行けば僕は「言及リンク文化圏」に含まれるのだろう。
 思想としては言及リンク文化圏以外に当てはまるところはないのだけど、相手が違う文化圏であっても特に気にはしないだろうということで(無論spamは論外として)、穏健派と名乗るべきか。
 (はてなの仕様上は出来ないが)お礼とかお返しTBをしたければ勝手にすれば良いし、リンク無しの関連TBも同様。相手がこちらにも同様の所作をマナーだの何だのと強要してこないなら文句はない。なのでこちらからも「原理主義」を強要する気はない。
個人的にはTBのお返しだとか関連してればとにかくTBだとかっていうのは馬鹿らしい気がしてならないけど、世の中には「返事はちゃんとしないとマナーに反しているようで気持ちが悪い」というような人もいて、別にそういう人たちのメンタリティを否定する気はさらさらないので、結局のところこのあたりの態度が自分にとっての落としどころと思うわけだ。

ただまぁ、ひとつの感想をUPする度に、50も100もTBするような文化というのは想定していなかったので、なかなかのカルチャショックではある。
 うちのようなニュース言及中心で、情報のパスとなる前提でやっていると、文中に言及先のリンクを記述しない(無論忘れることはないでもないケド)という発想はありえない。というわけで穏健派モヒカン族を自認することにしますよ。

ちなみにこちらからTBしたことってあまりないな。相手先の読者さんが飛んできてくれても提供できる目新しい情報がないと思うときはしてないかな。
 双方向性に意味があればもっと積極的にTBすべきかな、とは思った今回。