システム不具合?

なんかジェイコム株の件がいつの間にか、東証のシステム不具合ということになっている。

東証によれば、今回のシステム不具合は、注文が「みなし処理」されたときの注文取消し時特有の現象だという。新規上場銘柄の初値が決定された際には、その初値を基準として制限値幅が設定されるが、この制限値幅を超える注文は制度上、制限値段の注文とみなされ、この処理を「みなし処理」という。 誤発注に気付いたみずほ証券から注文の取り消しが複数回にわたって行われたが、このときシステムが約定処理中だったため、順番待ちとなった。通常ならその約定処理が数秒後に終了した後に受付となるが、これがシステム上の不具合により受け付けられない状態となった。

うーん。
 少なくとも「新規上場銘柄」+「大規模誤発注」という特殊条件下だったわけで、推測になるが仕様上の想定外だったのではないだろうか。
 実際のところ仕様漏れ(仕様ミス)なのか不具合なのかははっきりしないが、11月の件と相まって富士通の印象が悪すぎる。(11月の件に関しては擁護の余地はないと思う)
 今回の件に限っては、開発側に全責任というのは流石に勘弁して欲しいなぁ、と技術屋の端くれとしては思います。