本家Wikipediaで記事作成制限

英語版の本家Wikipediaが、匿名ユーザによる新規項目の追加を制限するようになっているそうです。
成長の痛みを味わうWikipedia(CNET)

編集者がどこの誰とも知れないのに、参照元としてそれなりに信用されてしまっているWikipediaの性質を考えるに、匿名が登録ユーザと完全に同等の権限を持つ必然性はあまりないよなぁ。
別に匿名が悪いなんて全く思わないし、匿名によって成長し続ける「集合知」のコミュニティであることはWikipediaの誇るべき本質だと思います。
 ただ、社会的にそれなりのポジションを得てしまったWikipediaは、望む望まざるに関わらず、責任らしきものを(外側から)背負わされてしまう段階にきていることを示すのが記事にあるような事例なわけで、そういう意味じゃ次のステージを模索する段階にきているのかもしれないですね。

しかしどうでもいいけど、新規項目は駄目だけど編集は自由ってのは、ノイズフィルタとして大した効果があるとは思えないんだけど。