演出としてのTwitter

昨日勢いでエントリした件
Ustのスタジオが欲しいというTweetに対して、企業のトップである孫さんが高速で決断をしている展開が凄まじい。
実際のところ本当にその場で決めたのか、或いは似たような構想が元々孫さんの頭にあったところに、飛んできた発言をうまく利用したのかは知る由もない訳だが、少なくともユーザの意見をダイレクトに受け入れて即決するというビジネスの速度、ライブ感の演出には成功しているように思える。
以前仙台のホテルの件では少し穿った、腐すようなことを書いたが、既にTwitterはビジネスのある側面における最適な演出ツールになりつつあるということかもしれない。速度だけではなく、カリスマ経営者が一般人の発言に反応した、或いはそういうことをしなさそうな企業団体が案外お茶目な呟きを流している、みたいな親近感の演出ツールにもなっているようだ。
まあ思いつきだけでものをいう類いの経営者に使われた日には、従業員には最悪だろうけど。最後は結局人の力量。