Discoveries

JETZEの作る曲って幅が広くて、いくつかの方向性とか広がりがあると思うのだけど、中でも彼らの楽曲を特徴付ける"エレクトロ"。
今回のメジャー1stアルバムは、極めてその方向性に特化したコンセプトを感じる。そういう意味では今回唯一日本語詞であり、メロディアスさ故に異彩を放つ"Tide of Memories"の立ち位置は非常に重要なのかもしれない。そしてこれがメジャーデビュー曲であったことの意味も。
僕はどの方向性も捨て去らずに持ち続け、なお拡げてこそJETZEであると思うのだけど、アルバム単位で見た場合ならばこうして先鋭化して特化した作品も良いと思う。少なくとも今回はそれを納得させるだけの完成度がある。てか、この方向性は個人的にはJETZEの中でも一番好きな部類なので大歓迎ですよ。だからといってHalf WorldやDIVAやクラウディや太陽の帝国だってやっぱり聴きたい。"次"はどう出るのだろうか。この完成度だからこそ、敢えて今期待を込めて。

ところでその"次"って、"RESTRIKES"ですよね*1。マーヴェラス入るなら、中沢コーラス頑張れ。

あ。そうそう。今日のツアー初日も良かったですよ。曲締めでいつもの「ども」じゃなくて「ありがとう」って、何度も言っていたのが印象的。やっぱり色々と不安だったのかな。
てかな、男もちゃんとアンコール言ってるから、無駄に声張り上げさせんじゃねぇよw

*1:そういや"Discoveries Downer"になるはずだったアルバムって、企画自体が白紙になったのか、タイトルコンセプトが変わっただけなのかどっちなんだろう。