その戦い方は違う

だからだな。
誰も文化がどうなってもいいだなんて思ってないし、権利者が正しく対価を得ることに対しては文句もないし理解してるよ。その上で、制度や仕組み一つ一つについて、それが本当に文化を守り育むことに繋がるのか、逆に目先の利益にとらわれて長期的な文化の成熟を阻むものになってしまっていないか、消費者にあるべき以上の負担を与えてしまうことにならないか、というところを議論すべきなんじゃないか。
なのにまるで関連性もないのに医療問題だとか地球温暖化だとかそういう"問題っぽい"言葉を並べてレトリックを弄するのは止めろ。あげくは言うに事欠いて、正規の購入者から如何に金を搾り取るか、その正当性の主張のために「経済至上主義」批判とはね。経済至上がいいか悪いかなんてどうでもいいことで、貴方がたは"文化を守るため"の経済的支えが必要なのだろう。だったら理屈の通らぬ例にもならぬ例など持ち出さず、それを理解してもらう努力をしろよ。

補償金の話をしたいのなら課金によって得られる数字の妥当性や、正当な消費者の権利をどう担保するかとか、そういう話を真正面からすべきであって、胡乱な論理で扇動しようとすべきじゃない。そんなことだから根幹の正当な主張まで(団体の存在そのものすら)胡散臭い目で見られるんだよ。