記事が悪いのか
ウェブの生みの親T・バーナーズ・リー氏、ネットの中立性を支持
接続を得るための市場とコンテンツを得るための市場を分けることができれば、みんなにとって都合がよく、有益だろう。
言ってる事は真っ当だと思うし、可能ならばそうであるに越したことは無いのだけれど。
実際の発言を全文で見てみないことには何ともいえないが、この記事だけを読む限りではBerners-Leeは「誰でも言える理想論」しか言っていないようですっきりしない。
「現在のところ米国のみの問題」とあるが、日本でもwinnyやGyao、Skypeのような帯域を大きく食ってしまうようなトラフィックを生むアプリケーションやサービスが(実際にそのサービスが問題であるかという問題とは別の部分で)問題となりつつある。NTT幹部の「ただ乗り論」はそれこそアメリカの真似という気がしないでもないが。
ネットの中立性とは、ブロードバンドプロバイダーはあらゆる差別を排除して、インターネットコンテンツを平等に処理すべきという考えである。
それを前提とするのはBerners-Leeのような立場からすると当然のことで、その上で解決策を示せるのかどうかが重要だと思うのだけれど。そこんとこどうよ?