PS3

PS3は税込み6万2790円、11月11日発売

正直、想像していた*1よりは安いと思った。けど、いずれにせよおもちゃの値段じゃねぇな。

なんて思っていたら、久夛良木さんがインタビュー受けてる。またPSPのときのような素敵発言があるかと思って読んでみました。
やっとすべてを発表できた――SCE久夛良木健氏プレスイベント直後インタビュー

「これはPS3の価格です。高いとか安いとか、“ゲーム機として”というくくりでは考えてほしくないんです。PS3というものは他にはないわけですから。例えば、高級なレストランで食事をした時の代金と、社員食堂での食事の代金を比べるのはナンセンスですよね? これは極端な例ですが、まさにそういうことなのです。

さすが。PSPのボタン位置を著名建築家のデザインに例えるというナンセンスな発言が大ウケした社長だけのことはありますな。
 どうせなら遠慮せず「世界一美味しい高級レストラン」くらい言えばいいのに。

そのゲーム機で何ができるか、というのが問題なのです。すばらしい体験ができるのなら、価格は問題じゃないと考えています。プレイステーション(PS)の価格を発表した時も高いと言われました。プレイステーション 2PS2)のときもそう。しかし、いざ発売されると、どちらもそれまでのゲーム機では考えられないような売れ行きを示しました。それは、どちらもそれ以前のゲーム機では味わえない体験ができたからです。

そうですね。PSはFFという超人気シリーズの続編が体験できる唯一の機種でしたからね。FF7が従来どおり任天堂だったらどうなっていたのか、非常に興味深いところではあります。

PS3でも、次世代のグラフィックや、ネットワークを介したさまざまなサービスなど、これまでには体験できなかった次世代のゲーム体験ができるようになっています。

まぁ、否定はしません。技術が向上すればこれまでに出来なかったことが出来るようになるのは当然ですし、それをソフトベンダが技術力と独創性を持って生かせば「次世代のゲーム体験」というやつも生み出されるでしょう。頑張ってほしいものです。でないと高いゲーム機買う意味が無いですものね。あ、ゲーム機として価格見てはいけないんだっけ。

そして、PSやPS2のように、ゲームの好きの人なら間違いなく買ってくれると思っています」

ははぁ。期待する主要購買層は「ゲーム好きの人」なのですか。ゲーム好きの人は当然“ゲーム機として”買うと思うのですが、価格については“ゲーム機として”考えずに買ってくれると。
今回は初回ロットから大きな問題が起きないといいですね。いや本当に。こんな値段のものを買って正常に動かない上に「美しさ優先だから文句言うな」とか言われたらやってられないですからねぇ。

*1:想像していた金額と言うのは、決して「このくらいなら買ってもいい」という値段のことではありません。