仮想化サバイバル

ヴイエムウェア、仮想マシン用ディスクフォーマットをオープン化

つまるところ、Vistaへの無償バンドルが決定しているVirtualPCという強烈な普及力を持つ製品の襲来を控えるVMwareにとって、製品なり会社なりの価値を上げるには、Vista発売までの今しかないわけだ。Windowsホスト市場を無視して、Xenだけを競合相手としてLinuxやらMacやらだけで生きていくというなら話は別だが。
 無償配布するサーバ向けのVMware Serverも、Virtual Server 2005 R2と競合中で優位ではないし。*1
幸いにして現時点での知名度や人気はまだそれなりに高いので、今のうちに開発者の取り込み・サードパーティの支持をどれだけ集められるかが鍵ってことかな。

(2006/4/6追記)Virtual ServerもゲストOSにLinuxサポートがあるんだね。知らなかった。うう。他にも色々誤認がありそう…。気付いた方、お気軽に指摘よろ。

*1:無論、これもゲストもホストもWindows系のVirtual Serverとはニーズそのものの違いはあるので単純な比較は出来ないが