FireFoxは日本で普及しない?
「新しいWebアプリを望む人はFirefoxを使っている」Mozilla Japanセミナー
しかし、なぜ日本でのシェアが低いのかについては、Lilly氏は「我々もその理由が知りたいと思っている。それは文化的な理由であるのか、オープンソースは日本では受け入れられないのかといった推測もしているが、ぜひ皆さんからの意見をいただきたい」と語った。
単純にサービスに興味があってもブラウザのようなツールに興味が無いライトな層が多いだけのように思うけど、それだけじゃ日本だけが極端に低いことの理由にはならないかな*1。でも一方で日本以外で普及する可能性が皆無の日本語版が全体のシェアの5%であるということはFireFoxユーザ総数に対して日本人ユーザの数は少なくないということになる。ということは日本ではパソコンの(特にライト層への)普及率そのものが大きくて、FireFoxのようなものに興味を持つ種類のユーザに対してPCユーザ総数という母数が他国より大きいという見方も出来る。
ただ、日本に特化した事情であるかどうかは分からないけど、一定以上のコアユーザでも、IEで十分と思ってる人は存在を知っていても特別乗り換えよう試そうとは思わないみたいだね。乗り換える必要性を感じていない、有り体に言えば不足は受容して不満は慣れで消尽する、という感じ。
IE7でタブブラウザになると、ますます乗り換える理由を無くす人が増えるかな。LunascapeやSleipnir使ってる人も、Firefox使ってる層と実は結構被りそうだし。このあたり、そのうちもうちょい考察してみるかも。ネタが無いときに思い出したらね。あとスラド辺りで出尽くさなければ。