今夜12時、貴方の名刺をいただきに

先日、Dpubというイベントに参加してきました。
iPhoneをキーに、100人以上が参加すると言う大規模オフ会です。

2011年1月22日(土)にオフ会 第2回 Twitter & iPhone “Dpub” Meetsup! 開催します!六本木豚組しゃぶ庵に全員集合! [Event] [Twitter] [iPhone] | No Second Life
9月に第一回を開催したDpubの第2回のイベントです。”Developer”(開発者)、”Publisher”(出版関係者)、”User”(ユーザー)、”Blogger”(ブロガー)が自由に集まってワイワイ盛り上がり、その中から何かが生まれればいいな、というコンセプトです。 前回は初回にも関わらず、70名以上の方にご参加いただき、大いに盛り上がりました。 そしてようやく第2回の開催です。実は忘年会シーズンに開催しようと思っていたのですが、この時期は飲み会が多く皆さんのスケジュールが揃いにくく、何より僕自身も予定が組めない状態だったため、1月の開催としました。

レポートはそういう文章の上手な皆様がたくさん上げて下さっているのでそちらを参照頂くとして。

去年からいくつか、こうした大人数のオフ会に参加する機会が何度かありました。また、僕が参加しなくてもiPhoneユーザ界隈では非常に活発に数十人クラスのオフ会が開催されていました。で、自分の参加有無にかかわらず、大きなオフが近づくと聞こえて来る、ちょっと不安げな「初参加者」の声。


「名刺ってやっぱり作った方が良いのかな?」


Twitterでそういう呟きを目にすると、だいたい僕はこう答えています。「出来ればあったほうがいいですよ」と。これはもうごく個人的な体験に基づいての意見ですが、10人前後の集まり程度ならともかく、それなりの人数が集まるとやっぱりなかなか全員とは話せないものです。話せたとしてもじっくりと話せるのはごく限られた人数。
せっかく普段TwitterFacebookで絡んでる人たちとリアルで会える機会なのだから一言せめて挨拶だけでも、と思ったとき、名刺は強力な武器になります



実際のところ、名刺なんか持ってなくても気にする人はあまりいないと思います。「持ってないんで」といっても大抵の人は笑って自分の名刺を渡してくれるはず。実際作ってない人も珍しくないですし。

でも、たくさんの人がいる中で、やっぱりその人と自分が出会えた、という痕跡を相手にも残さないのは少し寂しいじゃないですか。はっきりいってお互い全員の顔は憶えられないし、誰に会えたのか正確に思い出すのも結構大変ですから。それに、ちょっと話しかけるのに勇気がいるような憧れの相手がいたとして、「せめて名刺だけでも渡したい」ってのは、緊張する自分の背中を押すモチベーションのひとつになりますよ。それが先に言った「武器になる」ってことです。


でも、どんなの作れば良いの?

まぁ、先に言ってしまえば何も正解は無いのですが。オフ会は基本的に趣味の集まりですから、仕事用のガチ名刺みたいなのじゃなくて構わないです。
最初から変に気負わないで、気軽に適当に作れば良いんじゃないですかね。



名刺は自分で作って家のプリンタで刷るのも手ですが、そういうのに手慣れていなくてきれいな仕上がりにしたいのなら、やっぱり業者発注した方がいいかもです。手作りは貰うと嬉しいですけどね。

業者については[Twitter:@ayumoon_]さんのところのまとめが秀逸。僕はDECOCA使ってます。

オフ会に行こう!!「名刺作成サービスまとめ」 - 退屈な大人はいつも眠い
この記事ではブロガー名刺・Twittet名刺に特化したサービスなどを紹介していこうと思う。

あ、ちなみにAppBank勉強会後のオフ会なんかだと、やや仕事名刺比率が高いです。会の性質上、アプリ開発会社とかの営業よりの人なんかも集まるからですけど。まぁでも自分がそういう事を本業にしてないのなら、そういう人相手でも「オフ会用名刺」で大丈夫ですよ。


情報は何を載せるべき?

これもまぁ、何でも良いんですが。

そこに記載される内容のいくつかは、多かれ少なかれ個人情報になります。「リアルで出会えた初対面の人」に対して、まずどの程度まで情報を渡して良いかはあくまで自己判断です。僕はiPhone関係のオフ会を基準に書いてますが、クラスタが違えばカルチャーも変わるでしょうし。

ただ、Twitter絡みで集まってるなら、当然Twitterアカウントくらいは載せとかないと後で「これ誰の名刺だっけ?」ってことになるからあった方が良いですよね。仕事用名刺を渡す人は逆に裏面にでも書き添えるくらいはしといた方が良いかも。
あとはざっと見た感じ、blogなどサイトを持ってる人はURL、公開しても構わないGmailあたりのメールアドレスあたりは入れてる人がやっぱり多いですかね。
本名は、僕もですが男性は比較的入れてる人が多いかな。女性はあまりいないですね。参考までに。


あとはtumblrだったりskypeだったりfacebookだったり、(これは少なめだけど)携帯番号だったり、本当に人それぞれです。やっぱり皆さん「直接会ったんだからこのくらいは構わない」と「これ以上の情報はもっと仲良くなってから」の線引きは各々されているようです。要するに、「名刺なんだから」と無理にさらけ出す必要は無いんですよ。

そして交換

こんなタイトルにしておいてなんですが、作った名刺はあくまで「渡せれば良い」くらいのほうがいいでしょうね。上で書いたように作らない人もいるし作ってても丁度切らしてる人、忘れてきた人、色々いますから。渡したのに貰えなかった!とかそういうのは無しで、「受け取って下さい」とさわやかに渡すのが大人のマナーですよ。勿論貰った事に浮かれて生情報すら隠さずにblogに写真UPとかしないのも大人のマナー。

あと会場に忘れられても泣かないように。僕のも名古屋オフで一枚テーブルに残ってたけど泣かなかったよママン。


……


……

すいません。ちょっと思い出して言葉に詰まってしまいました。
…いや?だから泣いてないですよ?



泣いてないって言ってるだろ!

貰った名刺は大切に

ま、くれた人を泣かせないように、頂いた名刺はちゃんと管理しましょう。モノの方は大事に整理して仕舞うとして、情報は勿論iPhoneで管理。

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

Biz.Cards 2.1.0 (¥170) App
カテゴリ: ビジネス
販売元: nagisa(サイズ: 1.3 MB)

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

WorldCard Mobile Lite - 名刺認識管理 6.0.5 (無料) App
カテゴリ: ビジネス
販売元: Penpower Technology Ltd.(サイズ: 32.8 MB)

※価格は情報取得時点のものです。ご購入前にその時点の価格を確認願います。

WorldCard Mobile - 名刺認識管理 6.0.6 (¥900) App
カテゴリ: ビジネス
販売元: Penpower Technology Ltd.(サイズ: 32.8 MB)


個人的には文字認識型のWorloCard Mobileよりも、スキャンするだけのBiz.Cardsのほうがオフ会名刺には向いてるんじゃないかと思ってます。デザインも内容も型にはまらない独特なのが多いですし。



なお、こういうネタはDpubの半月くらい前にやれよ、とかそういう抗議は一切受け付けておりません。